February 8, 2012
SKE48 シングル『片想いFinally』 インタビュー/音楽情報サイト:hotexpress

試練の1年を越え……、珠理奈ソロインタビュー!

震災に霞んだ初のオリコン1位、総選挙での苦戦、選抜目前で敗退したじゃんけん大会、そして紅白。 大きな飛躍を遂げたSKE48とは裏腹に、松井珠理奈にとって2011年は試練の年だったのではないか? なんてことを思い今回は、SKE48 不動のセンター 松井珠理奈にソロインタビューを敢行! もちろん、衝撃MVが話題のシングル『片想いFinally』についても訊いてきました。

 『悔し涙を流す自分が嫌い』

 --という訳で、まずは順を追って昨年を振り返ってもらおうと。 松井珠理奈:はい。お願いします!

--SKE48は春にシングル『バンザイVenus』をリリースし、念願のオリコン週間1位を初獲得しました。しかし、リリース日が3月9日ということもあり、素直に喜べない状況になってしまいました。

松井珠理奈:リリース前日が誕生日だったので、嬉しいなって思っていたんです。でも、震災が起きてしまって……。みんなで歌って踊っている以上、元気や勇気を少しでも、ひとりでも多くの方にもらって頂きたいって思っていたんですけど、曲の内容が“バンザイ”だったし……。 でも、その後にSKE48で仙台に行かせて頂く機会があって、私はちょっとしんみりした空気になるんじゃないかって思いながら被災地を訪問したんですけど、全然そんなことなくて! 「来てくれてありがとう!」って皆さんが笑顔になってくれたんです。 その時、お返しはちゃんとしなければいけないって思いました。名古屋が拠点なので、なかなか行くことができないんですけど、笑顔や元気を仙台だけではなく全国にをお届けしたいって気持ちは、さらに強くなりましたね。

--そして初夏にはavexへの移籍があり、直後に【選抜総選挙】が開催されましたが、珠理奈さんは14位と前回から順位を下げ、メディア選抜からも外れてしまいました。壇上では涙を流しませんでしたが、悔しい想いは決して小さくなかったと思います。 松井珠理奈:私、感動して涙を流すことは許せるんですけど、悔し涙を流す自分が嫌いなんです! 私に投票して下さったのは、私が一番だと思って下さっている方々が多い訳で、みんなが応援してくれたからこそ、あの結果になった。正直に自分で受け止めなければいけないなって思ったし、むしろ感謝をしたかったんです。 総選挙後にファンの方から「ごめんね……」って言われたりもしたんですけど、むしろ背中を押して欲しいなって気持ちもあったかもしれません。一緒に悲しんでくれたり、同じ気持ちになってくれたのは凄く嬉しかったんですけど、とにかく感謝の気持ちを伝えたかったです。

もちろん悔しかったけど……、だから私がもうちょっと大人になった時に、そこまで達したいなって。今はまだ、年齢の問題で遅い時間にお仕事ができないっていうハードルもあるので、そういう所も完璧になった時に超えられたら良いなって思います!

--前年から順位を下げてしまった理由を、もし自ら挙げるとしたら? 松井珠理奈:ん~……、何だろう。難しいですね……。んーーーーー!?

--SKE48では不動のセンターとして、結成当初からチームを牽引し続ける珠理奈さんだけに、“俺が応援しなくても大丈夫だろう”って心理になってしまう所もあるのでは?

松井珠理奈:そうなんですかね。自分が完璧だとは全然思ってないんですけど、人間ってちょっと抜けてる人の方が可愛く見えたりしちゃいますよね。「珠理奈って何でもできちゃうよね」って言われることも多かったりするので……。 でも私、泳ぐの苦手なんですよ!(笑) 水泳大会があった時に、それがバレて「珠理奈にもできないことがあるんだ……。意外と可愛いんだね!」って言われたりしましたし。ちょっとできないことがあった方が、成長が見えるし「頑張って!」って思えるというか。

あと、恐れ多いんですけど、最近良く言われるのが(大島)優子さんに似てるって。優子さんも何でもできるじゃないですか。「お前はできて当たり前だろ?」って思われることは、良いことでもありつつ、損もあるんだなって。

--しかも珠理奈さんは、メンバーに対しての目配せもできていたりしますからね。 松井珠理奈:変に大人になろうとしすぎている所があると思うんですけど、実は傷付きやすし弱いんですよ。たぶん、誰よりも弱いと思います。強がってないと、みんなを引っ張っていけないから、勝手に「頑張らなきゃ!」って。そんな自分に気付いて、「私、ここまでしなくていいんじゃないかな?」って思う時もたまにあります。 でも、「私がやらなきゃいけないんだ!」って自分にプレッシャーをかけて頑張ってます! メンバーから良く言われるんですよ、ステージに立った時はしっかりしてて頼りがいがあるけど、楽屋に戻ると子どもだよねって(笑)。

 『松井玲奈ちゃんはライバルではないかもしれない』

 --夏にリリースした『パレオはエメラルド』は累計50万枚を突破するなど、SKE48の人気や知名度は飛躍しました。その分、牽引していく上での重圧感やプレッシャーも増したと思うのですが? 松井珠理奈:以前は「みんなで1位を!」って言ってましたし、ファンの方とも団結できるじゃないですか。でも、いざ1位になってみると、「次も獲らなきゃいけない!」に変わる。それはみんな感じていたと思うんです。 昔は「AKB48?」とか「SKB?」って言われることが多かったんですけど(笑)、今は気付いて頂ける。町を歩いていても気が抜けない状況にもなっていて、それは嬉しいことなんですけど、身だしなみとか気をつけなきゃいけない。しっかりプロ意識を持とうってメンバーと話したりもするんですけど、どれだけ伝わってるのか……(笑)。

--秋の【第2回じゃんけん大会】では、選抜寸前の所で敗退となりました。ただ、当時のSKE48は、既に本当に多忙だったので、これで少しは休めるんじゃないか、と思っていたのですが…… 松井珠理奈:確かに、それはちょっと思いました。でも、SKE48をアピールするんだったら、やっぱりひとりの力よりもふたりの方が全然強いじゃないですか。それに、かっこいいじゃないですか、「じゃんけんでも入るのか!」って。だから、私は勝たなければいけないって思ってました! 絶対負ける気がしない感じでしたし、だからこそ特攻服を着てたんですけど、最後の最後で負けちゃったのは悔しかったですね……。

--続いて11月の【リクエストアワー】。2年連続で玲奈さんのソロ曲『枯れ葉のステーション』が1位になり、2位には実現したばかりのチームKIIの初オリジナル公演から『お待たせSet list』が選ばれました。ただ、個人的には、珠理奈さんのユニット曲がもっと上位へ来て欲しかったです。

松井珠理奈:ありがとうございます。私は、「曲も増えたし、きっと下がるんだろうな……」っていう恐怖がちょっとあったんですよ。そこで下がらなかったことは凄いことだし、一方でもうひとつのユニット曲『Glory days』もそんなに下がらなかったことは奇跡だと思いました! ユニット曲が共に上位にきていたことは、凄いことだし嬉しいなって!

--因みに、珠理奈さんもソロ曲は…… 松井珠理奈:欲しいです!

--それは即答ですよね(笑)。

松井珠理奈:欲しいです! そろそろ欲しいです、ソロだけに!

--言うと思いました(笑)。因みに、どんな曲が良いですか?

松井珠理奈:セクシーで大人っぽい曲がやりたいです。玲奈ちゃんは静って感じの曲なので、私は動みたいな感じで。安室奈美恵さんみたいに、かっこよく踊る曲が凄くやりたいです! めちゃめちゃ踊りたい!(笑)

--では、今の珠理奈さんにとって、玲奈さんというのはどのような存在になるのでしょうか? 松井珠理奈:玲奈ちゃんは、正直に言うとライバルではないかもしれないです。みんなから「ライバルでしょ?」って訊かれますけど、よくよく考えてみたら苗字が一緒なだけなんですよ! 年齢も違えば性格も違いますし。 それでも比べられることが多くて、ファンの方からも「玲奈ちゃんに負けるな!」って言われるんですけど、勝つ負けるじゃない。もっといえば、自分も含めてみんながライバルでもあるし、周りが盛り上がってるだけで、自分たち的には意識してないですね。

--そして年末はやっぱり紅白歌合戦になりますが、SKE48が単独で出場できなかったことは非常に残念でした。

松井珠理奈:うん、悔しかったですね……。でも、生意気に聞こえるかもしれませんが、逆に今は出られなくて良かったなって想いもあるんです。今、凄い注目をしてもらっていますし、それは嬉しいしもっと頑張ろうって思うんですけど、もし今年SKE48で出場してしまったら、みんなが現状に満足してしまっていたと思うんですよ。「今、出られるんなら、このままで良いじゃん」って、なっちゃいそうで怖いんです。 極限まで自分たちの力を全力で出し切れるようになって、5期生までそれぞれのカラーを出せるようになる。「これならSKE48で勝負できるな!」って思えるようになってから出たいんです。今回の悔しさが成長に繋がる気がします。

 『恋愛にはルールがないと教えてくれる曲』

 --と、そんな1年を超えて、2012年第1弾シングル『片想いFinally』をリリースすることになりますが、ミュージックビデオも含めてになりますけど、衝撃的な作品になりましたね。 松井珠理奈:恥ずかしかったですし、「やだ! これは見ないで!」って感じだったんですけど(笑)、ちょっと成長した所をアピールできたかなって。2012年一発目なので、これくらいの衝撃を与えておかないと! NMB48さんの『純情U-19』が鉄のパンツなので(笑)、それを聞いた時に「これくらいしないと敵わないな!」って思いましたね。

--ミュージックビデオの撮影で、一番恥ずかしかったのは?

松井珠理奈:玲奈ちゃんの耳にチューする所です。ビデオだとちゃんとに映ってないと思うんですけど、撮影は15秒くらいずつ3回やったんですよ! 計45秒くらいですよ!?(笑) ……しかも、台本では“玲奈の耳に軽くキス”って書いてあったのに、全然軽くじゃなかった! (矢神)久美と(木本)花音のキスシーンを先に撮影していたので、私たちの撮影の時にはスタッフさんがノリにノッてたんですよ(笑)。 だからもう言い聞かせてました、「自分は男だ、自分は男だ……」って。その結果なのか、表情が男っぽいって凄く言われましたけど、半分楽しんでましたね。女子校にひとりだけ男子がいて……みたいなシチュエーションを頭の中に思い浮かべて。

--結果、珠理奈さんの新しい一面が出た映像になったと思います。 松井珠理奈:でも、ちゅりたん(高柳明音)をふるのは哀しかったですね……。ちゅりから貰ったネックレスを、玲奈ちゃんにあげちゃうんですけど、本当に撮影中のちゅりが可愛くて可愛くて……、ヤバい、涙出そう……。

--ホントに泣いてる! 何で!?

松井珠理奈:私、可愛いって思うと涙が出ちゃうんですよ!(笑) MVだからセリフはいらないんですけど、ちゅりは撮影中に「一緒にご飯食べよ♪」とか言ってくるんですよ。いつもは私から誘う感じなので、すっごい嬉しくて!

--ただ、終盤には玲奈さんと顔を張り合う壮絶なシーンもありますしね。

松井珠理奈:もう、ここまできたらやろう!ってことになって、本当に殴りあったんですけど、私ひとりだけ、だいぶ殴られましたね……(笑)。撮影後、すぐに氷で冷やしたので、次の日からは何ともなかったんですけど、時々、当たり所が悪くて耳がキーンってなっちゃったりとか。大変でした!

--また、個人的には今作はカップリングが充実してると思ったんですよ。白組の『はにかみロリーポップ』、良い曲ですよね。

松井珠理奈:ホントですか! めっちゃ嬉しい! 私も好きですね。白組の中でも、一番アイドルっぽいから早くお披露目したいんですよ。あと、MVではサビ前に口をポンッて鳴らすカットがあって、自分でも凄く照れ臭いんですけど、ファンの方々の反応が気になります!

--では、紅組の『声がかすれるくらい』はどうですか? 松井珠理奈:私、ちょっと暗い感じのこういう曲が大好きなので、「羨ましいな~」っていつも言ってるんですけど、そうすると「白組はかわいくていいじゃん!」って言われるので、無いモノねだりなんだなって(笑)。

--そしてセレクション8『寡黙な月』があり、フルメンバーで歌う『今日までのこと、これからのこと』がありと、盛りだくさんなシングルになりましたね。

松井珠理奈:全体的に恋愛ソングが多くて、色んな形を描いてますよね。男の子目線の曲もありますし、元気や勇気をお届けできる『今日までのこと、これからのこと』もあるので、バランスが良いなって。 『片想いFinally』は、恋愛にはルールがないっていうのを教えてくれる曲だと思うし、“恋愛は男の子と女の子がするもの”っていう決まりも、年齢も関係ないのかなって考えたりします。最近、年の差結婚とか流行ってるじゃないですか!(笑)

--もし自由にできるとしたら、珠理奈さんはどのような恋愛をしてみたいですか? 松井珠理奈:えー! 難しいなー! 私は小学生の頃からSKE48なので、制服デートとか憧れますよね! ……だけど、私は年上が好きで、引っ張ってって欲しい。恋愛では引っ張っていって欲しいって願望が強いんですよ。親より年下で、お母さんが認めてくれる範囲なら、全然OKです!(笑)

--では、最後になりますが、2012年の珠理奈さんの目標、これはSKE48ではなく、あくまで珠理奈さんの目標を教えて下さい。

松井珠理奈:お、いつも「SKE48は……」って話しちゃうんで、あんまり個人的な話ってしたことないですね。えっと、……2012年の目標は、演技のお仕事をしたいっていうのがあって。元々、たぶん苦手なんですよ、演技が。「マジすか学園2」とかも、今だったら全然変わると思うんです。めっちゃ撮り直したい! 今だったら絶対にもっと上手くできる!って思ってるんです。 それはいつも悔しいんですけど、自分が成長しているからそう感じるんだと思うんです。昨年秋に「SKE48のマジカル・ラジオ」って番組をやらせて頂いたおかげで、凄く力がついたって出演したメンバー全員が感じていると思う。ステージでの表現力にもちゃんと繋がったと思うんですけど、個人的には早くその経験を活かせる場所ができれば良いなって。

--目標の女優を挙げるとしたら?

松井珠理奈:黒木メイサさんですね! クールビューティ的な方になりたいって思うんです。歌も踊りもできて、モデルもできる。オールマイティな所が凄くかっこいいし、同性からも尊敬される人になりたいです!

SKE48 シングル『片想いFinally』 インタビュー/音楽情報サイト:hotexpress

試練の1年を越え……、珠理奈ソロインタビュー!

震災に霞んだ初のオリコン1位、総選挙での苦戦、選抜目前で敗退したじゃんけん大会、そして紅白。
大きな飛躍を遂げたSKE48とは裏腹に、松井珠理奈にとって2011年は試練の年だったのではないか? なんてことを思い今回は、SKE48 不動のセンター 松井珠理奈にソロインタビューを敢行! もちろん、衝撃MVが話題のシングル『片想いFinally』についても訊いてきました。


『悔し涙を流す自分が嫌い』


--という訳で、まずは順を追って昨年を振り返ってもらおうと。

松井珠理奈:はい。お願いします!

--SKE48は春にシングル『バンザイVenus』をリリースし、念願のオリコン週間1位を初獲得しました。しかし、リリース日が3月9日ということもあり、素直に喜べない状況になってしまいました。

松井珠理奈:リリース前日が誕生日だったので、嬉しいなって思っていたんです。でも、震災が起きてしまって……。みんなで歌って踊っている以上、元気や勇気を少しでも、ひとりでも多くの方にもらって頂きたいって思っていたんですけど、曲の内容が“バンザイ”だったし……。
でも、その後にSKE48で仙台に行かせて頂く機会があって、私はちょっとしんみりした空気になるんじゃないかって思いながら被災地を訪問したんですけど、全然そんなことなくて! 「来てくれてありがとう!」って皆さんが笑顔になってくれたんです。
その時、お返しはちゃんとしなければいけないって思いました。名古屋が拠点なので、なかなか行くことができないんですけど、笑顔や元気を仙台だけではなく全国にをお届けしたいって気持ちは、さらに強くなりましたね。

--そして初夏にはavexへの移籍があり、直後に【選抜総選挙】が開催されましたが、珠理奈さんは14位と前回から順位を下げ、メディア選抜からも外れてしまいました。壇上では涙を流しませんでしたが、悔しい想いは決して小さくなかったと思います。

松井珠理奈:私、感動して涙を流すことは許せるんですけど、悔し涙を流す自分が嫌いなんです! 私に投票して下さったのは、私が一番だと思って下さっている方々が多い訳で、みんなが応援してくれたからこそ、あの結果になった。正直に自分で受け止めなければいけないなって思ったし、むしろ感謝をしたかったんです。
総選挙後にファンの方から「ごめんね……」って言われたりもしたんですけど、むしろ背中を押して欲しいなって気持ちもあったかもしれません。一緒に悲しんでくれたり、同じ気持ちになってくれたのは凄く嬉しかったんですけど、とにかく感謝の気持ちを伝えたかったです。

もちろん悔しかったけど……、だから私がもうちょっと大人になった時に、そこまで達したいなって。今はまだ、年齢の問題で遅い時間にお仕事ができないっていうハードルもあるので、そういう所も完璧になった時に超えられたら良いなって思います!

--前年から順位を下げてしまった理由を、もし自ら挙げるとしたら?

松井珠理奈:ん~……、何だろう。難しいですね……。んーーーーー!?

--SKE48では不動のセンターとして、結成当初からチームを牽引し続ける珠理奈さんだけに、“俺が応援しなくても大丈夫だろう”って心理になってしまう所もあるのでは?

松井珠理奈:そうなんですかね。自分が完璧だとは全然思ってないんですけど、人間ってちょっと抜けてる人の方が可愛く見えたりしちゃいますよね。「珠理奈って何でもできちゃうよね」って言われることも多かったりするので……。
でも私、泳ぐの苦手なんですよ!(笑) 水泳大会があった時に、それがバレて「珠理奈にもできないことがあるんだ……。意外と可愛いんだね!」って言われたりしましたし。ちょっとできないことがあった方が、成長が見えるし「頑張って!」って思えるというか。

あと、恐れ多いんですけど、最近良く言われるのが(大島)優子さんに似てるって。優子さんも何でもできるじゃないですか。「お前はできて当たり前だろ?」って思われることは、良いことでもありつつ、損もあるんだなって。

--しかも珠理奈さんは、メンバーに対しての目配せもできていたりしますからね。

松井珠理奈:変に大人になろうとしすぎている所があると思うんですけど、実は傷付きやすし弱いんですよ。たぶん、誰よりも弱いと思います。強がってないと、みんなを引っ張っていけないから、勝手に「頑張らなきゃ!」って。そんな自分に気付いて、「私、ここまでしなくていいんじゃないかな?」って思う時もたまにあります。
でも、「私がやらなきゃいけないんだ!」って自分にプレッシャーをかけて頑張ってます! メンバーから良く言われるんですよ、ステージに立った時はしっかりしてて頼りがいがあるけど、楽屋に戻ると子どもだよねって(笑)。


『松井玲奈ちゃんはライバルではないかもしれない』


--夏にリリースした『パレオはエメラルド』は累計50万枚を突破するなど、SKE48の人気や知名度は飛躍しました。その分、牽引していく上での重圧感やプレッシャーも増したと思うのですが?

松井珠理奈:以前は「みんなで1位を!」って言ってましたし、ファンの方とも団結できるじゃないですか。でも、いざ1位になってみると、「次も獲らなきゃいけない!」に変わる。それはみんな感じていたと思うんです。
昔は「AKB48?」とか「SKB?」って言われることが多かったんですけど(笑)、今は気付いて頂ける。町を歩いていても気が抜けない状況にもなっていて、それは嬉しいことなんですけど、身だしなみとか気をつけなきゃいけない。しっかりプロ意識を持とうってメンバーと話したりもするんですけど、どれだけ伝わってるのか……(笑)。

--秋の【第2回じゃんけん大会】では、選抜寸前の所で敗退となりました。ただ、当時のSKE48は、既に本当に多忙だったので、これで少しは休めるんじゃないか、と思っていたのですが……

松井珠理奈:確かに、それはちょっと思いました。でも、SKE48をアピールするんだったら、やっぱりひとりの力よりもふたりの方が全然強いじゃないですか。それに、かっこいいじゃないですか、「じゃんけんでも入るのか!」って。だから、私は勝たなければいけないって思ってました! 絶対負ける気がしない感じでしたし、だからこそ特攻服を着てたんですけど、最後の最後で負けちゃったのは悔しかったですね……。

--続いて11月の【リクエストアワー】。2年連続で玲奈さんのソロ曲『枯れ葉のステーション』が1位になり、2位には実現したばかりのチームKIIの初オリジナル公演から『お待たせSet list』が選ばれました。ただ、個人的には、珠理奈さんのユニット曲がもっと上位へ来て欲しかったです。

松井珠理奈:ありがとうございます。私は、「曲も増えたし、きっと下がるんだろうな……」っていう恐怖がちょっとあったんですよ。そこで下がらなかったことは凄いことだし、一方でもうひとつのユニット曲『Glory days』もそんなに下がらなかったことは奇跡だと思いました! ユニット曲が共に上位にきていたことは、凄いことだし嬉しいなって!

--因みに、珠理奈さんもソロ曲は……

松井珠理奈:欲しいです!

--それは即答ですよね(笑)。

松井珠理奈:欲しいです! そろそろ欲しいです、ソロだけに!

--言うと思いました(笑)。因みに、どんな曲が良いですか?

松井珠理奈:セクシーで大人っぽい曲がやりたいです。玲奈ちゃんは静って感じの曲なので、私は動みたいな感じで。安室奈美恵さんみたいに、かっこよく踊る曲が凄くやりたいです! めちゃめちゃ踊りたい!(笑)

--では、今の珠理奈さんにとって、玲奈さんというのはどのような存在になるのでしょうか?

松井珠理奈:玲奈ちゃんは、正直に言うとライバルではないかもしれないです。みんなから「ライバルでしょ?」って訊かれますけど、よくよく考えてみたら苗字が一緒なだけなんですよ! 年齢も違えば性格も違いますし。
それでも比べられることが多くて、ファンの方からも「玲奈ちゃんに負けるな!」って言われるんですけど、勝つ負けるじゃない。もっといえば、自分も含めてみんながライバルでもあるし、周りが盛り上がってるだけで、自分たち的には意識してないですね。

--そして年末はやっぱり紅白歌合戦になりますが、SKE48が単独で出場できなかったことは非常に残念でした。

松井珠理奈:うん、悔しかったですね……。でも、生意気に聞こえるかもしれませんが、逆に今は出られなくて良かったなって想いもあるんです。今、凄い注目をしてもらっていますし、それは嬉しいしもっと頑張ろうって思うんですけど、もし今年SKE48で出場してしまったら、みんなが現状に満足してしまっていたと思うんですよ。「今、出られるんなら、このままで良いじゃん」って、なっちゃいそうで怖いんです。
極限まで自分たちの力を全力で出し切れるようになって、5期生までそれぞれのカラーを出せるようになる。「これならSKE48で勝負できるな!」って思えるようになってから出たいんです。今回の悔しさが成長に繋がる気がします。


『恋愛にはルールがないと教えてくれる曲』


--と、そんな1年を超えて、2012年第1弾シングル『片想いFinally』をリリースすることになりますが、ミュージックビデオも含めてになりますけど、衝撃的な作品になりましたね。

松井珠理奈:恥ずかしかったですし、「やだ! これは見ないで!」って感じだったんですけど(笑)、ちょっと成長した所をアピールできたかなって。2012年一発目なので、これくらいの衝撃を与えておかないと! NMB48さんの『純情U-19』が鉄のパンツなので(笑)、それを聞いた時に「これくらいしないと敵わないな!」って思いましたね。

--ミュージックビデオの撮影で、一番恥ずかしかったのは?

松井珠理奈:玲奈ちゃんの耳にチューする所です。ビデオだとちゃんとに映ってないと思うんですけど、撮影は15秒くらいずつ3回やったんですよ! 計45秒くらいですよ!?(笑) ……しかも、台本では“玲奈の耳に軽くキス”って書いてあったのに、全然軽くじゃなかった! (矢神)久美と(木本)花音のキスシーンを先に撮影していたので、私たちの撮影の時にはスタッフさんがノリにノッてたんですよ(笑)。
だからもう言い聞かせてました、「自分は男だ、自分は男だ……」って。その結果なのか、表情が男っぽいって凄く言われましたけど、半分楽しんでましたね。女子校にひとりだけ男子がいて……みたいなシチュエーションを頭の中に思い浮かべて。

--結果、珠理奈さんの新しい一面が出た映像になったと思います。

松井珠理奈:でも、ちゅりたん(高柳明音)をふるのは哀しかったですね……。ちゅりから貰ったネックレスを、玲奈ちゃんにあげちゃうんですけど、本当に撮影中のちゅりが可愛くて可愛くて……、ヤバい、涙出そう……。

--ホントに泣いてる! 何で!?

松井珠理奈:私、可愛いって思うと涙が出ちゃうんですよ!(笑) MVだからセリフはいらないんですけど、ちゅりは撮影中に「一緒にご飯食べよ♪」とか言ってくるんですよ。いつもは私から誘う感じなので、すっごい嬉しくて!

--ただ、終盤には玲奈さんと顔を張り合う壮絶なシーンもありますしね。

松井珠理奈:もう、ここまできたらやろう!ってことになって、本当に殴りあったんですけど、私ひとりだけ、だいぶ殴られましたね……(笑)。撮影後、すぐに氷で冷やしたので、次の日からは何ともなかったんですけど、時々、当たり所が悪くて耳がキーンってなっちゃったりとか。大変でした!

--また、個人的には今作はカップリングが充実してると思ったんですよ。白組の『はにかみロリーポップ』、良い曲ですよね。

松井珠理奈:ホントですか! めっちゃ嬉しい! 私も好きですね。白組の中でも、一番アイドルっぽいから早くお披露目したいんですよ。あと、MVではサビ前に口をポンッて鳴らすカットがあって、自分でも凄く照れ臭いんですけど、ファンの方々の反応が気になります!

--では、紅組の『声がかすれるくらい』はどうですか?

松井珠理奈:私、ちょっと暗い感じのこういう曲が大好きなので、「羨ましいな~」っていつも言ってるんですけど、そうすると「白組はかわいくていいじゃん!」って言われるので、無いモノねだりなんだなって(笑)。

--そしてセレクション8『寡黙な月』があり、フルメンバーで歌う『今日までのこと、これからのこと』がありと、盛りだくさんなシングルになりましたね。

松井珠理奈:全体的に恋愛ソングが多くて、色んな形を描いてますよね。男の子目線の曲もありますし、元気や勇気をお届けできる『今日までのこと、これからのこと』もあるので、バランスが良いなって。
『片想いFinally』は、恋愛にはルールがないっていうのを教えてくれる曲だと思うし、“恋愛は男の子と女の子がするもの”っていう決まりも、年齢も関係ないのかなって考えたりします。最近、年の差結婚とか流行ってるじゃないですか!(笑)

--もし自由にできるとしたら、珠理奈さんはどのような恋愛をしてみたいですか?

松井珠理奈:えー! 難しいなー! 私は小学生の頃からSKE48なので、制服デートとか憧れますよね! ……だけど、私は年上が好きで、引っ張ってって欲しい。恋愛では引っ張っていって欲しいって願望が強いんですよ。親より年下で、お母さんが認めてくれる範囲なら、全然OKです!(笑)

--では、最後になりますが、2012年の珠理奈さんの目標、これはSKE48ではなく、あくまで珠理奈さんの目標を教えて下さい。

松井珠理奈:お、いつも「SKE48は……」って話しちゃうんで、あんまり個人的な話ってしたことないですね。えっと、……2012年の目標は、演技のお仕事をしたいっていうのがあって。元々、たぶん苦手なんですよ、演技が。「マジすか学園2」とかも、今だったら全然変わると思うんです。めっちゃ撮り直したい! 今だったら絶対にもっと上手くできる!って思ってるんです。
それはいつも悔しいんですけど、自分が成長しているからそう感じるんだと思うんです。昨年秋に「SKE48のマジカル・ラジオ」って番組をやらせて頂いたおかげで、凄く力がついたって出演したメンバー全員が感じていると思う。ステージでの表現力にもちゃんと繋がったと思うんですけど、個人的には早くその経験を活かせる場所ができれば良いなって。

--目標の女優を挙げるとしたら?

松井珠理奈:黒木メイサさんですね! クールビューティ的な方になりたいって思うんです。歌も踊りもできて、モデルもできる。オールマイティな所が凄くかっこいいし、同性からも尊敬される人になりたいです!

(via mcsgsym)

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